神社のあれこれQ&A
2024.07.04
腕輪と数珠は何が違うのですか?
神社でお渡ししている腕輪は「腕輪守り(守護腕輪)」と呼ばれています。一般的なお守りは「内符(ないふ)」と呼ばれる木や紙で出来たお札が入っており、それが神様の御利益を持つ人に伝える役割をしています。これに対し腕輪守りは、天然石で出来た小さな玉を繋いだ形になっていて、腕輪全体が内符と同様の役割を果たします。また、天然石は石そのものに力があり、その力も活用して、神様の御利益がより強く装着者に伝わるようになっています。一方数珠は、もともと仏教の修行者が念仏を唱える回数を数える為に使われる道具でした。仏様を心に念じる際に使う玉としても知られ、数珠を持っただけでも仏様のご加護があるとされ、厄除けのお守りとしても使われます。また、腕輪と違い「房(ふさ)」と呼ばれる数珠の親珠から出る紐が付いているものが多いようです。このように、腕輪と数珠とは似ていますが違う点があります。よく「数珠はありますか」とお尋ね頂きますが、仏様のご加護を得られる、という意味からすると神社ではなくお寺さんになりますので、お求めの方はお寺さんにお尋ね頂ければ幸いです。
ちなみに当宮でお渡ししている腕輪守りは現在二種類あり、使用している石により御利益が異なります。タイガーアイ(金運・仕事運)仕事や受験、スピーチやプレゼンなど、判断力を高め本番に強くなる石です。「深い知性」を象徴し、受験や資格取得のサポートとなります。クリスタル(開運・厄除け)無色透明のクリスタルは持ち主の雑念を祓い、集中力を高めてくれる効果があります。また、持ち主を邪悪なものから守ってくれます。
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